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【八潮市の道路陥没事故と、コインランドリー業への思わぬ影響】

  • 執筆者の写真: 佐藤 志保
    佐藤 志保
  • 6月14日
  • 読了時間: 2分


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以前この場所でコインランドリーを営業されていた方から伺ったお話です。その方は現在も、草加市内で他のランドリーを運営されています。

埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の影響により、近隣の草加市では断水こそなかったものの、排水負荷を抑えるための節水要請が行われました。

コインランドリーは大量の水を使用し、同時に大量の排水を伴う業種です。そのため、節水要請が出されると、営業継続や稼働台数の調整など、非常に難しい判断を迫られます。

一方で、節水要請の影響がなかった地域、特に都内・足立区方面へ車でランドリーを探しに向かう利用者が急増。「コインランドリー難民」という言葉が生まれるほど、通常営業していた店舗には利用が集中したそうです。

元オーナーさんによると、事故以降、まだ事故前の客足には戻っていないとのこと。生活インフラとしてのランドリーの役割、そして地域災害が中小規模の事業者にもたらす影響の大きさを、あらためて実感しました。


事故で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げ、ご家族の皆様にお悔やみを申し上げます。そして地域の一日も早い復旧と、穏やかな日常の回復を願っております。

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